ACアダプターとは

ACアダプターとは、一般的には小型の電化製品とコンセントをつなぎ、電力を供給するものです。 通常家庭内のコンセントは交流電流で、電化製品は直流電流で動作します。 ACアダプターは交流電流（AC、alternating current）を直流電流（DC、direct current）に変換している為、AC-DCアダプターとも呼ばれます。

交流電流は電流の向きが交互に変わるため、電化製品で使う為に電気が流れる向きを一定、つまり直流に変換する必要があります。 ACアダプターはそれを行うと共に、対象とする電化製品に必要な変圧をしています。 このような変換・変圧は家庭で使う電気で動くほとんどの物に必要なので、テレビや冷蔵庫にも同じような回路が搭載され、それらは電源ユニットなどと呼ばれています。

小型の電化製品では商品自体を小型化するためのほか、変換・変圧する際に発生する熱を外部に置き、商品寿命を延ばす意味でもメリットがあるためACアダプターが使われています。 大型の電化製品ではそのような必要性が低い事と、高電圧となる場合は電源ユニット自体も大型となるため製品内部に置かれています。 そのため、大型の電化製品では電源ケーブルのみで接続するようになっています。

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