信楽焼(しがらきやき)は滋賀県甲賀市信楽町で製造される陶器です。 古くからある窯で、日本六古窯のひとつになります。(六古窯とは、信楽焼・越前焼・備前焼・丹波立杭焼・瀬戸焼・常滑焼の6つ) そのため全国的にも有名で、滋賀県内でも有数の観光地、集客地となっています。 特に滋賀県立陶芸の森(信楽町勅旨2188-7)が1990年に開設されてからは、観光バスが数多く訪れるようになったのを周辺にお住まいの方はご存知なのではないでしょうか。
信楽焼は主に赤茶色に仕上がる陶器で、他の窯と比べて土の温もりが強く感じられます。 緑から変化する釉薬がかけられた物が多く、滋賀県内の飲食店で見られるそのような陶器はほとんどが信楽焼です。
また、昭和26年(1951年)に昭和天皇が信楽町に来られた際に、たぬきの置物をたくさん並べ歓迎したことから「信楽焼のたぬき」が一躍有名となりました。 そのため信楽焼と言えばたぬきと思われがちですが、飲食の器などのほか花器や日常雑器も数多く作られています。
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