弥平とうがらしなどの生産者、fm craicの紹介記事です。

2010年初頭、農業研修で出会った女子二人が「美しい自然の中で何かがしたい」という思いから、本格的に農業を始めました。 お二人はイギリスや中国への留学を経て、東京･大阪でそれぞれOLとして働いていましたが、改めて地元滋賀県湖南市の良さに気付き、農業を始められたそうです。 非農家であるお二人にとって農業はゼロからのスタートでしたが、多くの方の協力を経ていくつかの生産品と商品を販売するに至りました。 化学肥料や農薬に頼らない有機土壌農法で野菜本来の力を引き出す農法で作られています。

fm craic（エフエム　クラック）とは、farm（農園）とFM局をかけたもの、craicはアイルランド語で「楽しい、おもしろいこと」という意味合いで、 農業を楽しく発信して行きたいという思いが込められています。

農業を始めたお二人は1年間試行錯誤を重ね、本格的に活動を始めます。
試験的に始めた農地から正式に借りた農地に拠点を移し、法人として設立し 株式会社 fm craic としました。 更に2011年は生産物も増やす予定で、パプリカ、バターナッツ（かぼちゃの一種）、しまおくらの生産もされる予定です。
お二人が目指すものは「農業を通じてできる仕事」であり、野菜作り一辺倒ではなく広く携わって行きたいとの事です。 その為の市場での販売であったり、今後予定されているトラックでの移動販売です。 特に対面販売されることに喜びを感じ、自分達が作った商品を直接手に取って頂く事や、人と人とのコミュニケーションを大切にされておられます。 農業として大量生産するわけではなく、少量の生産であっても販売に至るまでの過程も含める事で仕事として確立されるようです。

■こなんマルシェ
　弥平とうがらしスイートチリソースとそれを使ったパンやラスクなどが販売されています。

■十二坊温泉ゆらら
　弥平とうがらしスイートチリソースが販売されています。

また、湖南市石部宿まつりで行われていたB級グルメでも下田ナスや弥平とうがらしを使ったメニューがありました。 2014年度からは弥平激辛サミットが行われる予定で、こちらも弥平とうがらしが使われています。

湖南市さくらまつりや湖南市夏まつりなどでも出店されている時があります。

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