表計算ソフトの活用

表計算ソフトと言えば仕事でグラフを作ったり、会計などの計算をするためのソフトと思っている方も多いでしょう。
実際にそういった場面での使用が主ではあるのですが、 全く関係の無い趣味や普段の生活においても活かせる場面が多々あります。

 表計算ソフトとは
もっともシンプルで使い道のあるのは簡単に表が書けるため、 記録を付ける事がとても簡単にできます。
「表計算ソフト」と言うと難しいもののように思えてしまいますが、 簡単に言えば方眼紙のようなものです。
初めからマス目が書いてあるので、体裁の整った表が書けるのです。
しかも、方眼紙であれば最終的に表の線は1本1本引かなければなりませんが、 表計算ソフトではあっという間に線を引くことができます。
もちろんワープロやメモ帳でも同じような事はできるのですが、 表を作るという点で圧倒的に便利な事と、 タイムなど数字を記録する場合であれば、平均などの計算もたやすいので表計算ソフトをおすすめしています。

多くのパソコンには初めからExcel(エクセル)などの表計算ソフトがインストールされています。
インストールされていない場合は数千円から購入する事も可能ですし、 OpenOfficeやLotusSymphonyなどといった無料で使えるオープンソースソフトウェアを活用してもいいでしょう。

 記録を付けてみよう
とにかく使い道の多いのが記録を付けることです。
どんな事でも毎日や毎月の記録を付けていると意外に面白かったり役立ったりします。
そこで付ける記録はなんでも構いません。
例えば水道光熱費を毎月付ける、ゲームのスコアを毎日付ける、家庭菜園で使った肥料の記録を付けるなどなど。
メモ的に欲しい物の一覧や価格、集めているコレクションの記録などでもいいでしょう。
大御所の作家など、100を超える小説やエッセイを集める場合でも買った物・まだ買っていない物を記録しておけば便利です。
特にスポーツのおいてはもはや必須とまで言われるほど便利で重要なものとなっています。
スポーツのページで簡単な記録を付けてますのでそちらもご覧下さい。

ここでは健康管理のために記録を付けてみましょう。
健康管理で付けるデータと言えば体重や血圧です。
ダイエット記録として毎日の体重を記録する人も多いようですね。
血圧は血圧(高)・血圧(低)と二項目付けます。

どのような書き方をするかはあなた次第ですので好みの書き方でOKです。
ここでは一番左上に「1月」とし、その右隣に「体重」「血圧(高)」「血圧(低)」とします。
「1月」のすぐ下に「1月1日」とし、その右隣にその日の体重・血圧(高)・血圧(低)を順に付けます。
これでその日の状態を書けました。
「1月1日」の下に「1月2日」とし、同じように記録を付け、31日まで付けます。
2月は一番上の「血圧(低)」と書かれた右隣にまた同じように毎日付けていきます。
これを1年間繰り返し、そしてまた来年、再来年と付けていくわけです。