プロバイダーからのメールは必ず確認しよう　|　パソコンの基礎知識

インターネットの接続契約をしているプロバイダーから送られてくるメールはいくつかありますが、その中でメンテナンス情報は必ず確認するようにしましょう。

メンテナンスでは
・　サービス停止
・　メールサーバーメンテナンス
などがあります。

サービス停止は言葉の意味通り、インターネット接続がメンテナンス中一時的にできなくなる、つまりパソコンでインターネットを見たり、スマートフォンのWi-fi接続でのインターネットを見ることができなくなります。

メールサーバーメンテナンスは例えばセキュリティーアップデートやメールサーバーの老朽化のために機器交換が行われるなどで、 メンテナンス中はメールの送信ができなくなったり、移設後にメール設定を変更する必要がある場合もあります。

他にも細かいメンテナンスもありますが、良く問い合わせのあるトラブルは上記2点です。

どうも多くの人はプロバイダーからのメールを確認しておらず、例えばサービス停止がある場合でも、それを知らずにその日その時間になり、 「突如としてインターネットが全くつながらなくなった」と言われるものです。
調べてみると案の定、該当のプロバイダーがメンテナンス中だった、ということが良くあります。
この時に契約しているプロバイダー名を聞くので、何か分からない場合は「プロバイダーとは」もご覧ください。

メールサービスも同様で、「いつくらいからかメールの送受信が全くできなくなった」などです。

これらは通常、契約しているプロバイダーからメールでお知らせがあるので、必ず確認しておきたいところです。
多くの人はショッピングサイトや使っているソフトのメーカーからのチラシメールを多々受け取っているため、プロバイダーからの超重要なメールが埋もれてしまい、まとめて処分されることも多いようです。
この場合、本来なら必要でないメールは受け取らない（該当のサービスでそういった設定ができます）、受け取ってしまった場合はいるもの・いらないものに自動で振り分けしておくなどが重要です。

また、現在ではGoogleのGmailやYahoo JapanのYahooメールなどのいわゆるウェブメールを普段使用するメールにしている人も多く、そこにプロバイダーのメールは当然ながら届きません。
この場合は可能であればプロバイダーからのメールをGmailなど普段使っているメールに自動で転送するように設定し、 普段良く確認しているメールに届くようにするか、使っているメールソフトでアカウントを追加し、それらを同時に受信するなどの設定をすると良いでしょう。

こういった「インターネット上のトラブル」は多くの場合プロバイダーに問い合わせることで解決します。
インターネットにつながらない場合で、自分が使っているパソコンやLAN環境の問題だった場合でも、プロバイダー側から家庭内の終端装置までつながっているかは確認できるため、 「問題が自分の環境にあるか、プロバイダー側にあるか」の切り分けができます。

多くの場合はユーザー自身が何かしなくてはいけないメンテナンスは行われないのですが、使っているルーターによっては電源を入れなおす必要があったり、 設定が10年以上前のままなどの場合は、さすがに何かしらの対応が必要になる時もあります。
最低でも「そういった感じのメールが来ていた」ということが思い返せる程度には、メールを確認しておくことをおすすめしています。

また、通常メンテナンスは深夜や早朝に行われるため仮にサービス停止であってもユーザーへの影響は少ないのですが、その時間にインターネット接続をしていたり、 監視カメラや家庭内のネットワークに外から接続できるようにしているような場合に再設定が必要なこともあるため、やはりメンテナンス情報は覚えておきたいところです。
プロバイダーからのメールにも宣伝のようなメールがあるのですが、【重要】や【メンテナンス情報】などと書かれたメールを確認するようにしましょう。
中にはなりすましメールもあるためメール内のアドレスからは直接辿らずに、該当プロバイダーを検索すると安全です。