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周辺機器を使うために必要なドライバの意味を理解しよう | パソコンの基礎知識 |
プリンターなどを使う前に、添付のCDからソフトをインストールしますよね。
そうしないと使えないのですが、ここで必要な物は「デバイスドライバ」というファイルです。
周辺機器を使うためにはデバイスドライバ(以下ドライバ)が必要です。
これは一体何かと言うと、簡単に言えばその周辺機器の設定ファイルです。
Windowsは新しく接続された機器が一体何なのか分かりません。
設定ファイルをインストールしておくと、
Windowsはそのファイルに従って、周辺機器へデータを送ったりできるわけです。
周辺機器の添付CDからメニューに従ってインストールすると色々なソフトもインストールされますが、
その周辺機器を動かすのに必要なのは通常ドライバだけです。
これらを理解できている方で、添付のソフトが必要が無い場合は、ドライバだけをインストールする人も多く、
こうすることでWindowsに必要のないソフトやデータを入れなくても済み、Windowsの安定動作にもつながります。
広く使われている物については、初めからWindowsにドライバがインストールされています。
WindowsMe以降、挿しただけでUSBメモリが使えるのはこのためで、
それほどUSBメモリが普及してなかったWindows98の頃は、Windowsにドライバがインストールされていなかったので、
自分でドライバをインストールする必要があったわけです。
このドライバは実はすごくたくさん使われています。
パソコンを買ってきたあとにインストールするドライバは、
プリンターやスキャナなど数えられる程度ですが、
パソコンは音や音楽が聴けますよね。
これにもドライバが使われていますし、
画面の表示にも使われています。
DVDドライブにも使われています。
これはWindowsに初めからインストールされているものもありますが、
大半はパソコンメーカーが出荷前にインストールしています。
パソコンにはいくつかの集積回路が搭載されていますが、 この中にはさらにいくつもの機能が実装されているため、 それらのひとつひとつにもドライバがあり、すでにインストールしてあるから使えるわけです。
「プログラムの追加と削除」から適当に消してしまうとパソコンがおかしくなるというのは多くの人が知っています。
それはその中にドライバもあるからです。