知っておきたい!パソコンの基礎知識 |
インストールとは | パソコンの基礎知識 |
パソコンにソフトを入れて使う場合、通常「インストール」という作業が必要です。
インストールとは
・ プログラムや必要なデータをパソコンの該当場所にコピー
・ 色々な設定をあちこちに書き込む
簡単に言えばこういうことです。
DVDなどのソフトをパソコンに単純にコピーするだけではありません。
インストールされたプログラムは起動する時に、あちこちに書き込まれた設定を読み出し起動します。
ここでその設定が読み出せなかった場合は起動できないこともあります。
そのプログラムのみを他のパソコンに単純に移動して使おうとしても使えないのはこのためです。
フリーウェアなどで「インストール不要」と言われるものは、プログラム単体で起動し、使えます。
プログラム側は必ずしもインストールが必要ではないからです。
しかし、プログラム自体の設定やユーザーの設定、各種ファイルの保存などを個別に行えるようにする場合、
インストールという形にしておく方が便利なこともあります。
例えば一部のソフトではユーザーの「ドキュメント」フォルダ内にフォルダを作り、
そこにユーザーの設定などを保存します。
プログラム起動時にはそのファイルを参照し、設定を適用してプログラムを起動します。
「ドキュメント」などよく目にする、使われるフォルダにユーザー設定が保存してあれば、
バックアップを取るのも簡単です。
使っているソフトの調子が悪い時は、そのソフトの再インストールをするのが基本ですが、
この時に設定ファイルのバックアップが取ってあれば、
再インストール後もすぐに同じ環境で使えるわけです。