パソコンで音楽を良い音で聴くためのおすすめアンプ | パソコネ |
近年ではオーディオ機器を持たず、パソコンで音楽を聴く人も増えました。
ここでは良い音で聴くためのおすすめアンプを紹介します。
今回おすすめするのはサイズの鎌ベイアンプです。
発売当初からマニアを中心に話題になった物なので、知っている人も多いでしょう。
現在(2014年7月)は、鎌ベイアンプMini Proと鎌ベイアンプ2000 リビジョンBが販売されています。
それぞれの製品の詳細は各リンクからご覧下さい。
また、今回は手元に同製品がないため、写真及び内容は鎌ベイアンプKroとなっているのでご了承下さい。
このアンプをおすすめする理由は、使い勝手の良さとコストパフォーマンスの良いところにあります。
実売価格は\7,000〜\8,000(鎌ベイアンプ2000)といったところなのですが、
同等の電子部品や点数を使った他の商品と比べると随分安いため、
パソコン用ではなくても使っている方もいるようです。
もちろん鎌ベイアンプに限らず、こういった商品をひとつ持っていると何かと便利なのでおすすめです。
パソコン用アンプといえば多くの物は据え置きなのですが、
鎌ベイアンプはベイに内蔵でき、パソコンの電源ユニットから給電できます。
この辺りは好みにもよるのでしょうが、黒ケースのパソコンに取り付けるとなかなかかっこいい。
だからなんだという人もいるかも知れませんが、合体は男のロマンです!
鎌ベイアンプminiは3.5インチ内蔵、鎌ベイアンプ2000は5インチ内蔵です。
パソコンに内蔵する場合は、底面のインシュレーターを外します。
内蔵していて特に便利だと感じるのは、パソコンが近くにある場合に手元でボリューム調整ができることです。
また、ミュートボタンはスピーカー、ヘッドフォン共に効くので、
パッと音を消したい時にすごく便利です。(写真右端がミュートボタン)
据え置きでも使えるので、内蔵できないノートパソコンでも使えるのでおすすめです。
鎌ベイアンプの入出力端子は、入力はRCAピンジャック、出力はスピーカーターミナルです。
ステレオミニを使った商品もありますが、
それでは結構接触不良を起こす事があり、
唐突に左右のどちらか片方、酷いと両方音が出ないといったこともありますが、
RCAピンジャックではそういったことはまずないですし、
スピーカーターミナルも同様です。
おすすめの結線方法は下記にて触れています。
音質は好みもあるので詳しくは触れませんが、
安価なアンプ内蔵スピーカーよりも良い音がします。
組み合わせるスピーカーにもよりますが、
アンプ内蔵スピーカーのスピーカーユニットに直接接続しても音が良くなったと感じられるので、鎌ベイアンプの音は良いと言えるでしょう。
もとよりYAMAHAのデジタルパワーアンプIC、YDA138が使われているので悪いはずがありません。
特に「サー」というヒスノイズが安い商品と比べて少ないので、
深夜にヘッドフォンをつけて聴く場合に疲れないのでおすすめできます。
鎌ベイアンプはRCAピンジャック入力で、添付にステレオミニ→RCA赤白ケーブルが付いていますが、
おすすめはマザーボード上のフロントオーディオピンヘッダからRCAにつなぐ方法です。
主な理由は
・ ステレオミニは遠慮したい
・ ケース外から配線を引き回さなくて済む
の2点です。
マザーボードには通常、パソコンのフロントパネル用のオーディオピンヘッダがあり、
パソコンのフロントパネルにはヘッドフォン端子があります。
このケーブルをRCAピンに結線するわけです。
そうなるとフロントのヘッドフォン端子が使えなくなるわけなのですが、
鎌ベイアンプにヘッドフォン端子があるので、フロントパネルのヘッドフォン端子を使う必要はありません。
いかがだったでしょうか。
今回おすすめした物は、どちらかと言えばマニア向け、好きな人向け商品とも言えますが、
「良い音で聴けるうえに便利」ということであれば、ユーザーを問わずおすすめできるのではないかと思います。
据え置きで使う場合はケーブルが煩雑になってしまいますが、
スパイラルチューブなどを使えばスッキリしますし、
ノートパソコンやスマートフォンなどでも活用できるのでおすすめです。
なにより、こういった商品はひとつ持っていると何かと使う機会があります。