通風孔をぶち開けよう - ノートパソコン編 | パソコネ





通風孔をぶち開けよう - ノートパソコン編

ノートパソコンは小さなシャーシにぎゅうぎゅうとパーツが押し込まれているような物なので、長時間使っていると底面はもちろん、キーボードやパームレストまでとても熱くなります。
少しでも長く、安定して使っていくために今回はノートパソコンに通風孔を開けてみます。

※ 特に今回はまねるな危険要素が強いので、改造する場合は自己の責任において行うようにして下さい。

ノートパソコンの場合電源部分がアダプターとなっているので、最も発熱する箇所はCPUです。
そこで、CPUのある箇所に通風孔を開けます。

また、今回の場合は事前に穴を開けることで冷却効果が上がることを確認しています。
単純に通風孔を開けるだけでは風の流れが変わり、余計に排熱できない場合も考えられますので注意して下さい。

ノートパソコンに通風孔を開けた写真 今回のような作業を推奨しているわけではないので、詳細は省きます。
写真が通風孔を開けた状態です。 オレンジ色の部分がヒートパイプで、その下にCPUがあります。 このヒートパイプが使用中に高温となるので、触るとやけどします。 それほど高温なので、こうして通風孔を開けることで放射熱をケース外に直接出せるので効果があるわけです。


ノートパソコンにヒートシンクを付けた 今回は更にここにヒートシンクを付けます。
ただ、ここにヒートシンクを付ける場合も効果は上がる場合もあれば下がる場合もあります。
これもテストすればいいのですが、付けて極端に悪くなることも考えにくく、単に穴が開いてるのを塞ぎたいので付けることにしました。 ちなみにこのヒートシンクも当然ながら相当に熱くなるので触るとやけどします。

以前のノートパソコンであればもっと厚みがあったので薄めのファンを取り付けることも可能(それでも半分くらいは出る)だったのですが、 ヒートパイプが主流になってからはシャーシが薄すぎてファンを取り付けるのが厳しくなりました。
ノートパソコンに足を付けて高さを稼いでまで取り付けるくらいなら、底面に置くノートパソコン用のクーラーを使う方が楽で早いです。

また、今回はCPUにヒートシンクを付けているので、CPUを冷やしているようにも見えますが、本来の目的は熱を外に出すことです。
ノートパソコンは多くの場合CPUからの熱を排出するブロワーファンが1個だけ付いています。
さすがにそれではだけでは厳しく、使うほど筐体内に熱が溜まっていきます。
もしファンが入るスペースがあるなら排気ファンをつける方が効果はあるでしょう。
その場合の電源を取る箇所と取り付けるファンの消費電力には注意が必要です。

今回の改造と共にやっておきたいのが、後ろ側の足の高さを上げることです。
これは改造をするしないに関わらず、5mmでも1cmでも足を上げることで冷却効果が大きく上がります。

通常のデスクトップパソコンの場合は通風孔をぶち開けようをご覧下さい。












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