自作パソコンの作り方 ドライバインストールに失敗する場合 |
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デバイスドライバのインストールは多くの場合問題なく終えることができるのですが、稀に失敗する時があります。
最近(2014年4月)では特定構成のPCで、SSDにWindowsをインストールする場合に失敗する場合があることを確認しています。
この失敗するというのは正常動作しなくなったなどはもちろんですが、
ブルーバックになり再起動を繰り返すなど致命的な場合もあります。
しかしこれはほとんどの改善できたり、回避策があるのでそれほど心配しなくてもいいでしょう。
ドライバのインストールで失敗しやすいのは、
マザーボード添付のCDから、「Auto install」などの自動で全てインストールするようなものです。
これ自体は便利なので基本はオートで入れるのですが、
失敗した場合は個別にインストールします。
各デバイスのインストーラーは基本的に同じバージョンであってもファイルを置き換えてくれるのですが、
そうではないものもあります。
その場合はデバイスマネージャーから対象となるドライバに対して「インストールしたいドライバ」を正確に指定してインストールする必要があります。
しかし、オートで全てインストールした後に何が原因で問題を起こしているのか分からない場合は、
そういった方法で個別にインストールするのは非常に時間がかかります。
単一のデバイスを追加した場合に問題を起こすのであればそれのみのインストールで済みますが、
そうでない場合、特にWindowsをインストールした直後などは、
Windowsのインストールからやり直す方が速く、手間もかかりません。
ブルーバックで再起動を繰り返す場合なども、
Windowsの再インストールが手軽にできるのであればその方がおすすめです。
ドライバインストール後に正常動作しない場合、
まずその状態や現象を覚えておきます。
次にWindowsインストール直後にひとつドライバをインストールし、
必ず再起動してから問題を起こしていた現象にならないか確認します。
ドライバによっては再起動をする必要のないものもありますが、問題特定のため必ず再起動する方が確実です。
再起動が必要なドライバで、続けてドライバをインストールしても問題のない場合もありますが、
問題が出るケースもあります。
オートインストールなどで失敗する場合、このように個別にひとつずつインストールするだけで解決できることもあります。
特定のドライバで問題が起こることが分かった場合、
最新のドライバをメーカーサイトからダウンロードしインストールします。
それでも直らない場合は、可能な限り全てのドライバを最新の物にするのですが、
まず最初にしたいのはチップセットのドライバです。
チップセットのドライバを最新にしても直らない場合に、全てのドライバを順に最新にしていくと良いでしょう。
ドライバがWindowsに含まれている場合、
そのドライバをインストールしないのもひとつの方法です。
Windowsインストール直後にデバイスマネージャを確認し、
インストールされていないドライバのみをインストールするなどです。
ドライバはMicrosoftが検証しWindowsに含めている物の信頼性は高く、
性能を問わない、問題がなければ最新の物を必ずしも使う必要はありません。
しかし、実際にはWindowsに含まれる物でも問題を起こすケースもあり、その場合は最新のドライバをインストールします。