マザーボードの取り付けが適当な時に起こるトラブル





マザーボードの取り付けが適当な時に起こるトラブル

マザーボードの取り付けにはネジをいくつも使いますが、 これが面倒で2個〜4個などで取り付ける人が結構います。
できれば全て止める方がいらぬトラブルを招かないのでいいのですが、 ここでは個数はさておき、正確な位置に取り付けていない場合に起こるトラブルを紹介します。

自作パソコンの作り方でも触れていますが、 マザーボード取り付けで重要なのはネジ穴が正確に中心に来ているかです。
特に四隅のネジ穴にスペーサーの中心が来ているかを確認しながらネジ止めします。
そうしないと、マザーボードがほんとに少しですが、右や左に寄ってしまいます。

右に寄った場合

マザーボードがわずかにでも右に寄った場合に良くあるトラブルが、 「拡張カード類の取り付け不良」です。
PCI-Exバスにビデオカードなどを取り付ける時に、 金具のネジ穴とケースのネジ穴にズレが起こり、 強引に取り付けると、拡張カードの後ろ側が浮きます。
そうすると当然接触不良を起こすことになり、 そのデバイス自体が使えなかったり不安定になったりします。
すごく微妙なラインで接触不良を起こしている場合などは、 使えたり使えなかったりするので何が悪いのか判別しにくくもなります。
PCケースによっては初めからネジ穴が遠い物もあるので、 その場合は敢えて左寄せで取り付けたりします。

左に寄った場合

左に寄っていて起こるトラブルでよくあるのは、 「拡張カードが取り付けられない」です。
拡張カードの取付金具は、マザーボードとPCケースの間に挿すような感じで取り付けるので、 あまりにも左に寄っている場合は、その隙間を塞いでしまい、取り付けが不可能になります。

いずれにしても、初めから正確な位置に取り付けておけば起こりにくいトラブルですので、 大切なPCであるならなおのこと、正確に取り付けておきたいものです。


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